中古物件と「道路拡幅」

祖父が他界し、長年祖父母が住んでいた住宅を建て替えることになったのですが、取り壊して新しい住宅を作る際に様々な問題があるという事が分かってきました。
その一つが道路拡幅です。都市計画道路の拡幅により、西側の路地に面した部分の土地を2.5mバックして住宅を建てなければいけないというのです。

母の話によると以前から防災の観点でこの路地を車道にするという話は持ち上がっていたそうで(※少なくとも30年前にはその話を聞いたことがあるとのことでした)、もし建て替えをするのならば、2.5mセットバックしなければいけないというので数年前に伯父が祖父母宅の建て替えを提案した時も、祖父は家が狭くなるという理由で断っていたとのことでした。ただし、セットバックする土地は区役所などの自治体が買い上げてくれるので、無償ではありません。さらにいまある祖父母の家はおそらく完成後50年はゆうに経っている「古家」で、その後増改築をしたこともあり現行の建築基準とはかけ離れた構造と大きさだという事が分かりました。敷地面積ぎりぎりに住宅が建っているというのもその時代ならではかもしれません。もし、いまの基準で家をたてなおすとすると、単純計算でセットバック前の住宅の半分以下の大きさになってしまうのだとか・・・・。これでは祖父も首を縦に振らなかったのも納得です。

とはいえ、古家付きの土地をこのまま持っていてもどうにもできないという事で、伯父、母との間でこれからどうするのか話し合いを続けている状況です。こうした土地の場合は、セットバックしたあとの土地を元に、容積率いっぱいにマンションやアパートなどの賃貸物件に変えてしまう人がほとんどだ、と昔から馴染みの不動産屋さんのご主人は言っていましたがまだまだ時間がかかりそうですね。

Posted by かなえ under 不動産 Tags:  •  コメントは受け付けていません。