小上がりの和室

和室をどこに配置するかで頭を悩ませる人も多いと思います。最近ではリビングを広く設けて、その一部を和室にしたり、リビングの延長上に和室を設けたり、生活の中心となるリビングに繋がった和室が非常に人気となっています。リビング内の一角やリビングの延長上に和室を設けることで、和と洋の空間が融合します。

その時に違和感を感じることなく、それぞれの空間が存在するには和室に高さを設けることです。小上がりの和室にすることで、違和感を無くし、尚且つ空間を緩やかにゾーニングすることもできるのです。フラットに繋がることで行き来のしやすさは高まるのですが、空間が間延びしてしまったり、和と洋のメリハリもつきにくくなります。小上がりの和室にすることでそれらを払拭してくれるのです。

それだけではなく、腰を下ろすのに最適の場所にもなってくれます。ソファに家族が座っていると家事の合間にちょっと腰を下ろしたくてもスペースがないということはありませんか。床に腰を下ろし座りこんでしまうと立ち上がるのが面倒と感じ、家事への取り掛かりも悪くなってしまいます。しかし小上がりの和室であれば、家事の合間の休憩場所としても最適です。腰を下ろしてそのままゴロンと体を横にして休憩することもできます。体を倒しても、サッと立ち上がり家事への取り掛かりもスムーズに行えます。

また畳下に生まれるデッドスペースを収納スペースとして利用できるのです。リビングで使用する物も収納しておく場所としても最適ですし、和室で利用する物を収納しておく場所としても便利です。小上がりの和室には魅力がたくさんあるのです。

家事ルーム

主婦が憧れる空間と言われている家事ルーム。この家事ルームが、先日新築住宅が完成した友人宅に設けられていました。この家事ルームは、家事の中心であるキッチンとそのキッチンからよく行き来する洗面室を繋ぐ形で設けられていました。キッチンと家事ルームまでは4,5歩で行き来でき、ウォークスルー型なので行き来もしやすいです。

ここでは洗濯物を干す、たたむ、しまうという一連の家事を一か所で行うことができるのです。洗面室に洗濯機を設置する家庭が多いと思います。この洗面室で終えた洗濯を、すぐ隣の家事ルームで干せるのです。悪天候などで屋外に洗濯物を干せないシーンというのは意外と多いです。このような時はこの室内用の洗濯物干し場が活躍してくれるのです。ここに洗濯物を干している時は、キッチンから洗濯物が見えないように、ロールスクリーンでキッチンと家事ルームを仕切れるようになっていました。普段はオープンで行き来のしやすさから家事効率を高められ、来客時などはロールスクリーンで隠すことができ臨機応変に対応できるので便利さも高まります。

この家事ルームにはカウンターが設けられており、このカウンターで洗濯物をたたんだり、アイロンがけをしたり、裁縫ができるようになっています。そしてたたんだ洗濯物やアイロンがけを終えた服を移動することなく、ここに設けられているクローゼットにしまうことができるので家事を格段と楽にしてくれるのです。私は家事の中でたたんだ洗濯物をクローゼットにしまうという作業が一番苦手です。しかしこのように家族の衣類を一か所で管理できる空間があれば家事への不満も軽減し楽しみながら行えるようになりそうです。まさに家事ルームは主婦の憧れの空間です。

ニッチのある家

私が最初にニッチと出会ったのが、一年前に建てられた親戚宅の住宅を訪れた時です。玄関入って正面の壁に飾り棚としてのニッチが設けられていました。これが玄関のアクセントとなり一番に目に入ってきました。オシャレな雑貨を飾ることで玄関の雰囲気を素敵にしていました。

このニッチの魅力は、壁の厚みを利用するので広々とした空間で利用することで、空間のアクセントとなり、また広さに限りのある空間でも設けることができることです。このニッチについて調べてみると、飾り棚としてだけでなく、収納スペースとしてや壁に取り付けるリモコンなどを収めるスペースとしても大活躍してくれるのです。

例えば、トイレなど広さに限りのある空間では、収納としてのニッチがいいのです。限られたスペースに置き型の収納アイテムを取り入れると、より圧迫感を与え、狭さを感じやすくなってしまいます。しかし壁厚を利用したニッチであれば、空間をスッキリと見せながらも、トイレで必要な物をしっかり収納しておけるので便利です。トイレットペーパーやサニタリー用品を収納するので生活感を感じやすいためニッチの前には扉を設けて、収納している物がしっかりと隠れるようにするのです。

またリビングの壁には設置するリモコンが多いです。インターホンモニターや給湯スイッチ、太陽光モニターなどこれらを壁に取り付けることでごちゃごちゃした印象を与えがちです。これらをスッキリと見せるにはニッチ内にこれらを収めることです。我が家には3か所ニッチを設けました。一つはリモコンニッチ兼飾り棚としてのニッチです。そしてもう一つは洗面室に小物を収納しておくニッチで、最後は本を整理するマガジンラックのニッチです。どれも壁の厚みを有効活用でき、空間をスッキリと見せてくれるので大満足しています。

ビルトインガレージ

先日新築住宅を建てた友人宅はビルトインガレージの家でした。我々夫婦もビルトインガレージには以前から魅力を感じていました。我々の生活に車の存在は欠かせません。車も容易に買い替えができないものですし、いつまでも大切に使いたいものの一つです。そんな車を保管する場所をきちんと整えておくことで、愛車を大切に守ることに繋がるのです。

夏の強い日差しを浴び続けると車の劣化に繋がります。風やホコリを直接受けることで車にキズがつく恐れもあります。車を安心して保管するにはビルトインガレージは最適なのです。車上荒らしなど物騒な時間も多いですし、車の安全性をしっかり考えるのならビルトインガレージはおススメなのです。

そして車の管理面だけでなく、室内と駐車スペースという観点からもおススメなのです。ガレージから室内への動線をきちんと確保することで、天候に左右されることなく住宅から車への乗り降りが行えます。友人宅はガレージとシューズクロークを繋ぎスムーズな動線を確保していました。天候に左右されることなく車への乗り降りができるということは暮らしやすさにも繋がります。また小さい子どもがいると買い物からの帰宅時は、荷物と子どもを抱えて駐車スペースから玄関までの移動が大変です。しかしビルトインガレージであれば荷物の搬入や搬出もしやすく、子どもとの買い物でもスムーズに行えるのです。

このガレージはただの駐車スペースにするのではなく、子どもの駐輪スペースや外用の物置スペースを兼ねることで便利さが増します。住まいの快適は駐輪スペースの充実性とも大きく関わってくると思います。

腰壁のあるキッチン

最近一番人気のキッチンスタイルは対面式のフルオープンキッチンです。しかし我が家はあえてこの一番人気のキッチンスタイルにはしませんでした。それはフルオープンキッチンのデメリットに抵抗を感じたからです。デメリットとは調理中や調理後の片付いていないキッチンまでもリビングやダイニングから丸見えになってしまうことです。

片付いていれば見せるキッチンとして暮らしの中心的なスペースになるのですが、片付いていない汚れている状態も同時に見られてしまうのです。このような状態の時に限って急な来客者が来たりもします。キッチンの前に腰壁があることで片付いていないキッチンでもダイニングやリビングから見られることはありませんし、急な来客者でもしっかりと対応できます。

またこの腰壁を設けることでニッチを二か所設けることができました。キッチン側とダイニング側にそれぞれ一つづつ設けたニッチは、便利ですし空間を華やかにもしてくれます。キッチン側のニッチは実用性を重視しました。普段よく使用する調味料を入れるニッチです。作業スペースに並べがちな調味料をニッチ内に収めることで、作業スペースを有効的に使用できます。

またダイニング側のニッチは飾り棚としてのニッチです。食事をするダイニングのアクセントになり空間を華やかにしてくれます。お気に入りの雑貨を飾ったり、子どもの製作品を飾るニッチとして活躍中です。またこの腰壁にカウンターを設けました。パソコンをするスペースとして、子ども達のスタディコーナーとして、携帯を充電するスペースとして多目的に使用できるカウンターとなっています。キッチンに腰壁を設けるスタイルもいいものです。

外構工事の見積依頼

まず、作りたいエクステリアのイメージをもちましょう。家族のライフスタイルや子供の成長、生活パターンなどを考えます。子供が小さいうちは思い切り庭で遊ばせたい、家族や友人と庭でパーティーやバーベキューを楽しみたい、高齢者のためにバリアフリーにしたい、など様々な夢や希望・要望があると思います。それらをまとめて形にするには、雑誌やWebを見たり、エクステリアメーカーの展示場や住宅展示場へ行って実物を見たりして具体化していきます。

次は予算を決めます。無理の無い金額を設定します。業者にこの金額でこういうプランにしたいといえば、予算内で出来る工事内容を提案してもらえます。業者によっては提携ローンを扱っているところもあります。必要ならそれも調べておきましょう

大まかに予算が決まったら、業者選びに入ります。選ぶポイントは、その会社の施工実績を見ることです。地域で施工実例を公開している外構専門業者を訪ねたり、雑誌やインターネットを活用したりしましょう。

エクステリア業者が決まったら、地形や町の景観が分かる現地調査と設計・本見積もりを依頼します。同時に建物の図面も提出すれば、より細かい提案をしてもらえるでしょう。良い業者なら希望を聞いていくつかのプランを提案してくれます。近年では、コンピューターで作成した図面で、家とエクステリアを組み合わせた、リアルな見取り図を作ってもらえることもあります。見積もりは無料ですが、見取り図を作成すると、デザイン料を要求される場合もあります。有料か無料かの確認は事前にしておきましょう。

収納を充実した家

住宅への不満の多くは収納と言われています。住まいを快適に保つには居住スペースに物が散らからないようにしておくことが第一です。そのために適材適所に広さに少し余裕のある収納スペースを確保しておくことが大事です。

最近では玄関横にはシューズクロークが設けられます。またキッチンにはパントリーが、階段下収納、寝室にはウォークインクローゼット、子ども部屋にもクローゼット、屋根裏スペースを活用してロフトを設けて収納スペースをしっかりと間取りに組みこみ確保しておくようにする人が多いです。

収納スペースの広さを決める際には、まず自分が持っている物を確認することがポイントです。収納する物に合わせて収納を設けると、サイズがピッタリで無駄な空間を生まず見た目にも美しくなります。収納する物の量を把握することで、必要な収納スペースの広さも分かります。その広さより少し余裕を持たせることで、ついつい買い込んだり、捨てられないものがあった時でも柔軟に対応できるのです。

最近では壁の厚みを利用したニッチ収納を取り入れる家庭も増えてきました。ニッチ収納は空間に圧迫感を与えることなく物を収納するスペースを確保できるので、広さに余裕のないスペースで有効的です。トイレなど広さに限りのあるスペースにこのニッチを取り入れれば、用を足すには全く支障なく、しかしトイレ内で必要な物をきちんとしまっておくことができるのです。住宅の満足度を高めるには収納をいかに上手に取り入れるかだと思います。

玄関アプローチで四季の移ろいを演出

住まいというのは、単に建物を指すだけでなく、門から入り、玄関アプローチにも、個性を出すことで、素敵な雰囲気になります。
照明は、暗闇を照らして、死角をなくすという防犯のためだけでなく、雰囲気を演出する道具になっています。照明は、樹木などを下から浮き上がるように映し出したり、上から全体を照らしたりするだけでなく、窓のない壁面を利用して、木のフォルムを映し出したりして、雰囲気を出していきます。

私の友人が住まいを新築した時、和モダンな雰囲気を大切にしたいと思いました。玄関アプローチは、茶室へ続く露地のような自然な雰囲気に仕上げたいと思いました。そこで、洗い出しに、自然石で、少し細めの道に仕上げました。両側には、適当な場所に石灯籠や自然の石を配置し、大好きなイロハモミジやヤマボウシやトウダンツツジなどの和の植物を植えました。その小道沿いに、ソーラーの足元照明をつけましたので、安全に歩くことができます。大好きな和の植物は下からスポットライト照明を当てることで、闇の中に、浮かび上がらせます。

住まいの周辺は、市街地の住宅密集地で、日々の喧騒の中にありますが、公道から一歩入ると、玄関までの狭い路地がかえって、落ち着いた静けさを演出してくれます。この土地は、間口が少し狭く、奥行きが狭いです。住まいを新築するのにも、条件が悪いです。 

しかし、狭いということを生かして、とてもしっとりとした和の空間を創り出すことができました。その一助として、照明を使うことで、より幻想な雰囲気を味わうことができます。一見、逆境だと思える環境を反対に生かしていくことで、新しく、味わい深い環境へと変わっていきます。和の植物は花を咲かせ、紅葉し、葉を落としていくことで、都会の玄関アプローチに、四季の移ろいを届けてくれ、仕事に疲れた心に潤いを与えてくれるような気がします。

リビングスペースの居住性

住まいを新築する時、思い通りの広さや環境などを確保することは難しいことです。限られた状況の中で、できるだけ居住性を上げていくためには、単に広さを確保するだけではうまくいきません。
例えば、LDKについても、家族がゆったり過ごすことができるようにするために、構造に影響を与えない壁を取り除き、ワンフロアにして、広々と使うようにします。しかし、家族の生活が始まると、モノが溢れてきます。それらによって、本来の広さが損なわれていきます。住まいを広々と使っていくためには、収納というのが大きくクローズアップされていきます。

私の友人が住まいを新築した時、交通アクセスのよい市街地の住宅密集地ということもあり、思った通りの敷地面積を確保することは難しかったようです。しかし、モデルハウスを見に行ったり、工務店さんに相談したりして、工夫していくことにしました。家族が集い、食事をしたり、くつろいだりする空間としてのLDKについては、間仕切り壁をなくして、ワンフロアにしました。限られた広さの中ではありますが、思った以上に広々としました。

リビングスペースには、今まだ幼い子供たちが多くの時間を過ごしますから、いろいろなものが必要になります。幼稚園児の長女と長男のお絵かき道具、おもちゃ、絵本があります。生まれて4か月の次女のおもちゃや紙おむつなどがあります。そこで、北側の壁に天井までの壁面収納を設けてもらいました。
確かに、リビングスペースの中にこれだけの収納を確保すれば、室内はすっきり片付きます。

実際に、生活を始めると、小柄な彼女にとっては、高い位置にある収納には手が届かず、使いにくいことがわかりました。出し入れのことを考えて、背の高い収納でなく、腰高の収納を巡らせればよかったと反省しています。

子ども部屋

子ども部屋は1ルーム2ドアにしようと考えています。
子どもが小さいうちは広いプレイルームがあると便利です。
兄弟姉妹で遊ぶスペースとしてはもってこいですし、お友達が遊びに来ても圧迫感なくのびのびと遊ぶことができます。

中学生頃になればそれぞれの個室を必要としてくるでしょう。
個室を必要とし始めたら壁や収納などで間仕切りすればいいのです。
個室にした時のために扉は事前に二つ設けておくのです。
我が家は将来的に可動間仕切り収納を使って1部屋を2部屋にしようと思っています。
床から天井までの吊っぱり式になっており、手間も費用もかからずに間仕切りできるのです。

収納スペースもしっかり確保できるので、個室になり狭さを感じることも少なそうです。
照明やエアコンなど個室になった時でも不便のないように事前に整えておくといいでしょう。
子ども達が成長し巣立っていけばまた個室は必要なくなります。
この可動間仕切り収納を活用すればすぐにまた広々ワンルームに戻すこともできます。
子ども部屋を夫婦の第二のリビングルームとして活用するのもいいですし、少し収納部屋として仕切るのもいいでしょう。

その時々によって空間を自由にアレンジできれば使い勝手のいい住宅になります。
特に子ども部屋は子どもの成長によって求められる形は変わってきます。
だからこそしっかり対応できる部屋でありたいものです。
我が家の子ども達はまだ小さいのでしばらくは広々ワンルームでのびのび遊ばせてあげられる環境にしようと思っています。