素材にこだわった家造り

近年住宅の高気密・高断熱化が進んでいます。新建材と呼ばれる化学物質を含有した建材も多く出回っています。その結果、室内空気が化学物質などに汚染され、そこに住む人の健康に悪影響を与えてしまうことも少なくありません。せっかく購入した住宅が、家族の健康を損なってしまうような家では意味がありません。家族が健康で安心して暮らせるように素材にこだわった家造りをしました。

そこでまず取り入れたのが、地元の杉をふんだんに使用した無垢材に囲まれた家です。柱、床、階段にいたるまで無垢材を使用することで木の本来の温もりや木目の美しさを実感できます。床は肌が直接触れる部分でもあるので触感を大事にしたいものです。合板フローリングだと夏はペタッと張り付いたような感触で、冬は冷たくて裸足で歩くことができません。しかし無垢材の床であれば夏はサラサラした肌触りで、冬はほのかに温かみさえ感じられるほどなので一年を通して裸足で過ごしたくなるのです。あえて塗装をせずに木の香りを楽しめるようにもしました。

そして壁には漆喰を取り入れました。漆喰は調湿効果に優れています。室内の水分が多いと吸収してくれ、逆に乾燥していると水分を放出してくれます。一年を通して室内の環境を快適に導いてくれるのです。梅雨時期など外はじめじめしていても、室内へ一歩足を踏み入れるとカラッと心地よい空間が広がるのです。また人体に悪影響を与えると言われているホルムアルデヒドを吸着する効果もあるため、そこで住む人の健康をしっかりと守ることができるのです。素材にこだわり健康で快適な住まいを目指したいものです。

家事コーナー

女性目線で家造りを行う家庭が増えてきました。女性は家事に育児、それに加え外で仕事をしている人も多いです。中でも家事には365日休みがありません。高齢になった時でも続く家事は、できるだけ負担やストレスを感じることなく、効率良く行えるようにしておきたいものです。家事を日々行う女性ならではの視点なしには、最高の住宅は完成しないのかもしれません。

そこで最近多く取り入れられつつあるのが、家事コーナーです。この家事コーナーでは、洗濯物を洗う、干す、たたむ、しまうという作業が同じ空間でできるため家事の効率を高められるのです。家事の効率が高まることで、家事の時短が可能となり、自分の時間を大切にできたり、子どもとの時間を増やしてあげることができるのです。

ここには室内用の洗濯物干し場を完備します。毎日行う洗濯は、屋外に干せない日というのも当然あります。悪天候時や外出して帰宅が遅くなる時、夜洗濯を行う時などこの室内用の洗濯物干し場が役立つのです。ここに干した洗濯物をたためるようにカウンターを設けておきます。カウンターがあれば洗濯物をたたむだけでなく、アイロンがけや裁縫を行うにも重宝します。

そしてここに家族の衣類を管理できるようファミリークローゼットを設けておけば、たたんだ洗濯物をその場でしまうことができるのです。家事を集中して行えるこの家事コーナーがあることで家事の効率を高められ、負担なくスムーズに家事を行えるようになるのです。主婦の憧れの家事コーナーはこれから益々需要が高まりそうです。

LDKにメリハリを

最近ではLDKの一体感を高めた造りが多く取り入れられています。今までは壁や建具でリビングとダイニングの間を区切ったり、キッチンに吊り戸棚を設けたりしていました。空間を細かく分けて利用することが多かったのですが、最近ではそれらの境にある壁や建具を取り除き、できるだけ一体感を高めた開放的な空間が求められるようになっています。一体感を高めることでより広さや明るさ、そして開放感を感じられます。また見通しがよくなるため家事と育児の両立も行いやすくなるのです。

しかし一体感を高めるあまりに、空間が間延びしてしまったり、空間のメリハリが損なわれてしまうこともあります。そこでLDKの一体感はそのままにそれぞれの空間を緩やかにゾーニングするとLDKにメリハリがうまれるのです。空間にメリハリがつくことで生活にもメリハリがつきやすくなります。そこで我が家はリビングとダイニングの境に木の面格子を設けました。壁で区切るのとは違い、奥の空間に視線が届くので圧迫感を感じません。視線を緩やかにカットしながらも明るさをしっかり通してくれるので、リビングとダイニングの繋がりも感じながら、食事をする場所とくつろぐ場所を区切ることができるのです。

この木の面格子がLDKのアクセントにもなっておりインテリア性にも高まっています。私の友人宅はリビングをダウンフロアにして空間を緩やかに区切っていました。リビングは家族が長時間過ごす大事な空間です。そこをダウンフロアにすればより広々と開放感が増し、居心地の良さも高まります。このように空間にメリハリをつけ、それぞれの居心地の良さをより高めるのもいいのではないでしょうか。

シューズクロークを充実させよう

玄関の横にシューズクロークを設けることが最近では当たり前のようになってきました。我が家は玄関スペースと同じ広さのシューズクロークを設けたほどです。シューズクロークを充実させることで玄関周りのものをスッキリと収納させることができ、玄関に靴や物が散らからずスッキリとした玄関が広がるのです。

シューズクロークには靴や傘を収納するのはもちろんのこと、外で使用する子どものおもちゃや三輪車、スポーツ用品にゴルフ用品、アウトドア用品まで収納しておくと、便利です。それだけではなく、着ている上着を一時置きできるようにコートクロークを設ければ、リビングに上着が散らかることもなくなるのです。

私の友人宅にはシューズクローク内に手洗いスペースが設けられていました。帰宅して手洗い・うがいを行う習慣が身に付きやすく、また汚い手で室内を汚す心配もなくなります。我が家はシューズクロークの動線に注目しました。シューズクロークから室内へ入れるように動線を確保することで、お客様用のメインの玄関を、シューズクローク側の家族用玄関と動線を分けることができるのです。

このように動線を分けることでメインの玄関部分に靴や物が散らかりにくくなり、スッキリと美しい玄関を保てるのです。また室内へのスムーズな動線を確保することで旦那さんや子ども達まで靴や物をちゃんとシューズクローク内に片付け室内へ入るようになりました。このような習慣を身に付けるためにもシューズクロークの動線にこだわってみるのもいいと思います。

小上がりの和室

和室をどこに配置するかで頭を悩ませる人も多いと思います。最近ではリビングを広く設けて、その一部を和室にしたり、リビングの延長上に和室を設けたり、生活の中心となるリビングに繋がった和室が非常に人気となっています。リビング内の一角やリビングの延長上に和室を設けることで、和と洋の空間が融合します。

その時に違和感を感じることなく、それぞれの空間が存在するには和室に高さを設けることです。小上がりの和室にすることで、違和感を無くし、尚且つ空間を緩やかにゾーニングすることもできるのです。フラットに繋がることで行き来のしやすさは高まるのですが、空間が間延びしてしまったり、和と洋のメリハリもつきにくくなります。小上がりの和室にすることでそれらを払拭してくれるのです。

それだけではなく、腰を下ろすのに最適の場所にもなってくれます。ソファに家族が座っていると家事の合間にちょっと腰を下ろしたくてもスペースがないということはありませんか。床に腰を下ろし座りこんでしまうと立ち上がるのが面倒と感じ、家事への取り掛かりも悪くなってしまいます。しかし小上がりの和室であれば、家事の合間の休憩場所としても最適です。腰を下ろしてそのままゴロンと体を横にして休憩することもできます。体を倒しても、サッと立ち上がり家事への取り掛かりもスムーズに行えます。

また畳下に生まれるデッドスペースを収納スペースとして利用できるのです。リビングで使用する物も収納しておく場所としても最適ですし、和室で利用する物を収納しておく場所としても便利です。小上がりの和室には魅力がたくさんあるのです。

家事ルーム

主婦が憧れる空間と言われている家事ルーム。この家事ルームが、先日新築住宅が完成した友人宅に設けられていました。この家事ルームは、家事の中心であるキッチンとそのキッチンからよく行き来する洗面室を繋ぐ形で設けられていました。キッチンと家事ルームまでは4,5歩で行き来でき、ウォークスルー型なので行き来もしやすいです。

ここでは洗濯物を干す、たたむ、しまうという一連の家事を一か所で行うことができるのです。洗面室に洗濯機を設置する家庭が多いと思います。この洗面室で終えた洗濯を、すぐ隣の家事ルームで干せるのです。悪天候などで屋外に洗濯物を干せないシーンというのは意外と多いです。このような時はこの室内用の洗濯物干し場が活躍してくれるのです。ここに洗濯物を干している時は、キッチンから洗濯物が見えないように、ロールスクリーンでキッチンと家事ルームを仕切れるようになっていました。普段はオープンで行き来のしやすさから家事効率を高められ、来客時などはロールスクリーンで隠すことができ臨機応変に対応できるので便利さも高まります。

この家事ルームにはカウンターが設けられており、このカウンターで洗濯物をたたんだり、アイロンがけをしたり、裁縫ができるようになっています。そしてたたんだ洗濯物やアイロンがけを終えた服を移動することなく、ここに設けられているクローゼットにしまうことができるので家事を格段と楽にしてくれるのです。私は家事の中でたたんだ洗濯物をクローゼットにしまうという作業が一番苦手です。しかしこのように家族の衣類を一か所で管理できる空間があれば家事への不満も軽減し楽しみながら行えるようになりそうです。まさに家事ルームは主婦の憧れの空間です。

ニッチのある家

私が最初にニッチと出会ったのが、一年前に建てられた親戚宅の住宅を訪れた時です。玄関入って正面の壁に飾り棚としてのニッチが設けられていました。これが玄関のアクセントとなり一番に目に入ってきました。オシャレな雑貨を飾ることで玄関の雰囲気を素敵にしていました。

このニッチの魅力は、壁の厚みを利用するので広々とした空間で利用することで、空間のアクセントとなり、また広さに限りのある空間でも設けることができることです。このニッチについて調べてみると、飾り棚としてだけでなく、収納スペースとしてや壁に取り付けるリモコンなどを収めるスペースとしても大活躍してくれるのです。

例えば、トイレなど広さに限りのある空間では、収納としてのニッチがいいのです。限られたスペースに置き型の収納アイテムを取り入れると、より圧迫感を与え、狭さを感じやすくなってしまいます。しかし壁厚を利用したニッチであれば、空間をスッキリと見せながらも、トイレで必要な物をしっかり収納しておけるので便利です。トイレットペーパーやサニタリー用品を収納するので生活感を感じやすいためニッチの前には扉を設けて、収納している物がしっかりと隠れるようにするのです。

またリビングの壁には設置するリモコンが多いです。インターホンモニターや給湯スイッチ、太陽光モニターなどこれらを壁に取り付けることでごちゃごちゃした印象を与えがちです。これらをスッキリと見せるにはニッチ内にこれらを収めることです。我が家には3か所ニッチを設けました。一つはリモコンニッチ兼飾り棚としてのニッチです。そしてもう一つは洗面室に小物を収納しておくニッチで、最後は本を整理するマガジンラックのニッチです。どれも壁の厚みを有効活用でき、空間をスッキリと見せてくれるので大満足しています。

ビルトインガレージ

先日新築住宅を建てた友人宅はビルトインガレージの家でした。我々夫婦もビルトインガレージには以前から魅力を感じていました。我々の生活に車の存在は欠かせません。車も容易に買い替えができないものですし、いつまでも大切に使いたいものの一つです。そんな車を保管する場所をきちんと整えておくことで、愛車を大切に守ることに繋がるのです。

夏の強い日差しを浴び続けると車の劣化に繋がります。風やホコリを直接受けることで車にキズがつく恐れもあります。車を安心して保管するにはビルトインガレージは最適なのです。車上荒らしなど物騒な時間も多いですし、車の安全性をしっかり考えるのならビルトインガレージはおススメなのです。

そして車の管理面だけでなく、室内と駐車スペースという観点からもおススメなのです。ガレージから室内への動線をきちんと確保することで、天候に左右されることなく住宅から車への乗り降りが行えます。友人宅はガレージとシューズクロークを繋ぎスムーズな動線を確保していました。天候に左右されることなく車への乗り降りができるということは暮らしやすさにも繋がります。また小さい子どもがいると買い物からの帰宅時は、荷物と子どもを抱えて駐車スペースから玄関までの移動が大変です。しかしビルトインガレージであれば荷物の搬入や搬出もしやすく、子どもとの買い物でもスムーズに行えるのです。

このガレージはただの駐車スペースにするのではなく、子どもの駐輪スペースや外用の物置スペースを兼ねることで便利さが増します。住まいの快適は駐輪スペースの充実性とも大きく関わってくると思います。

腰壁のあるキッチン

最近一番人気のキッチンスタイルは対面式のフルオープンキッチンです。しかし我が家はあえてこの一番人気のキッチンスタイルにはしませんでした。それはフルオープンキッチンのデメリットに抵抗を感じたからです。デメリットとは調理中や調理後の片付いていないキッチンまでもリビングやダイニングから丸見えになってしまうことです。

片付いていれば見せるキッチンとして暮らしの中心的なスペースになるのですが、片付いていない汚れている状態も同時に見られてしまうのです。このような状態の時に限って急な来客者が来たりもします。キッチンの前に腰壁があることで片付いていないキッチンでもダイニングやリビングから見られることはありませんし、急な来客者でもしっかりと対応できます。

またこの腰壁を設けることでニッチを二か所設けることができました。キッチン側とダイニング側にそれぞれ一つづつ設けたニッチは、便利ですし空間を華やかにもしてくれます。キッチン側のニッチは実用性を重視しました。普段よく使用する調味料を入れるニッチです。作業スペースに並べがちな調味料をニッチ内に収めることで、作業スペースを有効的に使用できます。

またダイニング側のニッチは飾り棚としてのニッチです。食事をするダイニングのアクセントになり空間を華やかにしてくれます。お気に入りの雑貨を飾ったり、子どもの製作品を飾るニッチとして活躍中です。またこの腰壁にカウンターを設けました。パソコンをするスペースとして、子ども達のスタディコーナーとして、携帯を充電するスペースとして多目的に使用できるカウンターとなっています。キッチンに腰壁を設けるスタイルもいいものです。

外構工事の見積依頼

まず、作りたいエクステリアのイメージをもちましょう。家族のライフスタイルや子供の成長、生活パターンなどを考えます。子供が小さいうちは思い切り庭で遊ばせたい、家族や友人と庭でパーティーやバーベキューを楽しみたい、高齢者のためにバリアフリーにしたい、など様々な夢や希望・要望があると思います。それらをまとめて形にするには、雑誌やWebを見たり、エクステリアメーカーの展示場や住宅展示場へ行って実物を見たりして具体化していきます。

次は予算を決めます。無理の無い金額を設定します。業者にこの金額でこういうプランにしたいといえば、予算内で出来る工事内容を提案してもらえます。業者によっては提携ローンを扱っているところもあります。必要ならそれも調べておきましょう

大まかに予算が決まったら、業者選びに入ります。選ぶポイントは、その会社の施工実績を見ることです。地域で施工実例を公開している外構専門業者を訪ねたり、雑誌やインターネットを活用したりしましょう。

エクステリア業者が決まったら、地形や町の景観が分かる現地調査と設計・本見積もりを依頼します。同時に建物の図面も提出すれば、より細かい提案をしてもらえるでしょう。良い業者なら希望を聞いていくつかのプランを提案してくれます。近年では、コンピューターで作成した図面で、家とエクステリアを組み合わせた、リアルな見取り図を作ってもらえることもあります。見積もりは無料ですが、見取り図を作成すると、デザイン料を要求される場合もあります。有料か無料かの確認は事前にしておきましょう。